さんかくの作品情報・感想・評価

「さんかく」に投稿された感想・評価

いくら

いくらの感想・評価

4.0
ごめんなさい。正直全っっ然、期待せずに見たんですが、予想をはるかに上回る面白さ!!参りました!!!!

百瀬と佳代は同棲して2年。倦怠期からか今の2人にラブラブ感はなく、特に百瀬は佳代に対しての扱いが雑になってきていた。そんなある日、2人の元に、佳代の妹・桃が、学校の夏休みを利用して転がり込んできた。自由奔放で甘え上手な桃に満更でもなく惹かれる百瀬。焦りを覚える佳代。この奇妙な「さんかく」関係、どうなる?

この3人みんなダメ人間なんです!
百瀬は15歳の女の子に鼻の下伸ばしまくりの上、自分の車を改造することに大金をつぎ込んだり、職場での先輩風の吹かせ方も見ていて痛々しい。
佳代も感情に任せて言葉を発するタイプで、別れる!って言ったくせに後からやっぱり嫌だってヒステリックになるメンヘラ的面倒くささがリアル。
桃も実はある目的で東京に来たのですが…その理由もなんともダメダメ。そのくせ本気でもないくせに姉の彼氏に甘える小悪魔女子。それに引っかかる男もバカよ。

俳優さんも素晴らしい!百瀬のダメな性格はイケメンだから軽々と世の中うまく渡れてたけど、年齢重ねてそのツケが回って来た感じがあった。佳代も、あるシーンにしてはホラー映画並みにビビってしまい、振れ幅のある演技が◎。桃は演技初心者という感じはあったものの、飄々とどこか掴み所のない感じは自然で本当にムカつくくらいリアルでした。

全編通してほのぼのした雰囲気が漂うけれど、どこか痛かったり、怖かったり、ハラハラしたり、そういうスパイスがしっかりついてて釘付けに。こんなダメな人たちばっかりなのに、夢中になってしまうのは、自分の内側の汚い気持ちとどこかリンクする部分があるからだと思います。

タイトルの「さんかく」。三角関係のことを指しているのは間違いないのだが、3人が人としてまだまだ未熟な部分があって、でもこれから成長することもできる、△という評価?のようにも感じられた。

三角って、繋がってるけど一方向にしかかけない。それを表すかのように、一方通行だった3人。けど3人が出会ったのは、根本にある感情や気持ちが似ていたらだとしたら、ラストの構図が一層おかしくて微笑ましかった。
仁

仁の感想・評価

3.5
のほほんとした日常を描く感じから始まるが、実は全くそんな展開ではなく小悪魔にグラグラするおバカのせいでドロドロした展開に。オトコならその気持ちわかる!とても全否定はできないトコロに共感。
あの大傑作『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔監督作品。
探しまくってようやくレンタル出来た。

ジャケットの雰囲気から爽やかなラブコメをイメージするが、ブラックな笑いと辛辣な視点が突き刺さる実は凄い作品。
まさかこんな話とは思いもしなかった。

自意識過剰であることの滑稽さと悲しさがもの凄くリアルに描かれてるだけでなく、他者とのコミュニケーションというものがいかに脆いものであるかを思い知らされる。
特に男は絶対こういう勘違いによる”やらかし“は共感できるはず。

元ヤンのダメ男 百瀬(高岡蒼甫)と、世話好きだけど人を見る目が無いその彼女(田畑智子)、世間知らずでワガママだけど可愛い彼女の妹(小野恵令奈)の奇妙な三角関係を中心に据えつつ、様々なコミュニケーションの形が描かれる。

『相手も自分のことを好きなはず』
『自分は人から一目置かれてるはず』
という一方的な勘違いや、
それを利用してマルチ商法に引き込もうとするクソもいたりする。

百瀬のダメっぷりは時に可笑しいが、ずーっと観ていると切なくなるくらいに可哀想に思えてくる。
中学生に散々投げ飛ばされるシーンはもう観ていられない程に切ない。

ラストシーンの3人の表情のみの演技は必見。
一切セリフが無くても彼らの苦しい位の想いが伝わってくる。
全てを包み込んでくれるかの様な田畑智子の笑顔は本当に素晴らしかった。

今のところ邦画No. 1は『桐島』だが、間違いなくトップレベルに属する作品だと思う。
未鑑賞の方は是非!!
雪ん子

雪ん子の感想・評価

2.1
何だか恋愛映画っぽいからと気軽にレンタルしたら全然違いビックリ‼︎もっと気軽に楽しめるかと思ったら、ドンドンあらぬ方向に向かっていった。途中で監督、交替してない?ぐらいに重たくて。
なんだかなぁ。
まああそこまでベタベタされたら勘違いしちゃうよな。高岡蒼甫のハマりっぷりが素晴らしかった。一応ハッピーエンドなのかな?面白かった!
なにわ

なにわの感想・評価

2.0
前半はAV並みの気色悪さ。
典型的な女の嫌う女像の桃はクネクネ歩き、甘ったるい声で虫唾が走る。
中盤からはホラー!
妹なんて絶対にいらん。
KMD

KMDの感想・評価

3.8
一長一短が可笑しいけど、そのうち笑えなくなってくるタイプのやつ。演者がみんなハマってる。吉田監督は何かし女性へのトラウマありそう。
ゆうむ

ゆうむの感想・評価

4.0
恋人の妹に惑わされるのが、真面目君タイプではなくて、むしろDQN寄りの嫌な男というのがユニーク。人のしょうもなさもを容赦なく描いていて大いに笑えるのだけどビター過ぎる味わいもあり。楽しいのに胃が痛くなる。
人って、恋に盲目になるとこわいなとつくづく思う…。さいごに太賀出てきて、南瓜とマヨネーズまたみたくなった。
megu

meguの感想・評価

2.8
淡々と進むストーリーですが
現実的でよくあるあるな話し。
自分の事はさておき…
人が一回でも待ち伏せとかしてるといきなりストーカーになってしまう。
すごくわかるきもするすごくリアルな映画だからこそ面白いのかも。
三人の行動が全てあるあるだし
気持ちもわかるし、
なんだか本当にそこら辺でよくある話し。
新しく好きな人ができたら
全然気になんなくなっちゃうしね。
だからこそこの映画は、面白いのかもね。
キャスティングは、本当バッチリ!
>|