電気羊

機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-の電気羊のレビュー・感想・評価

4.7
テレビ版「機動戦艦ナデシコ」の続編。
今回はテレビで一番人気だったルリルリことホルノ・ルリちゃんが主役になっている。

木星トカゲと呼ばれた人類との和平が成った地球だった。だが、異星人が火星に残したオーバーテクノロジー”ポゾンジャンプ”のコアを入手し、宇宙に異星人の正義を代行しようとする狂信軍隊=火星の後継者が、地球に襲い掛かる。

前作の主人公であったミスマル・ユリカとテンカワ・アキトもぽ孫・ジャンプの能力を狙われ火星の後継者に拉致され、実験体とされる。
その結果、ミスマルユリカはポゾンジャンプのコアに取り込まれてしまう。
復讐を誓ったテンカワ・アキトはナデシコのクルーに、自らが生存していることを秘密にしていた。

ミスマルユリカとテンカワアキトに親愛の情を寄せ居ていたホルノ・ルリは、テンカワアキトが生きていたこととアキトの戦いの支えになるため、新造戦艦ナデシコCとかつての同僚パイロットたち地ともに火星へと出撃する。

アキトは、エステバリス強化アーマーブ”ラックサレナ”に乗り込み、火星の後継者と一騎打ちの果てついに打倒す。

コアから解放されたユリカは、同僚たちに救出されるが、アキトはルリと同じ人工生命体ラピスラズリとともに何処へとも知れず飛び立つのだった。

ルリにとって2度目のアキトの喪失だったが、今度は「帰ってこなければ追っかけるまでです。あの人は大切な人だから」と想いを露にするのだった。

ブラックサレナが崩れ落ち、オイルの涙を見せるエステバリスにキュンとしたね。男だから。
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