実話であることに驚愕でした。1972年にミュンヘンオリンピック開催中に起きたパレスチナ側のテロリズムと、その後のイスラエル側の報復作戦を描いております。
不勉強なため鑑賞するまでこの一連の出来事を全く知りませんでした。
骨太で大変見応えのある164分です。しかしながら果てしなく重いです。主人公が任務を遂行していきながらも徐々に精神が蝕まれていく様子がもうなんともね。居た堪れない気持ちと申しますか。なんと言いますか。加えてグロテスクな描写も一部あり、鑑賞後に気持ちを引きずってしまう方もなかにはいるかもしれません。
個人的には歴史的出来事を知る事が出来て有意義な時間でした。
事前にパレスチナ問題を触れてからの鑑賞をオススメ致します。記録。
