ミュンヘンの作品情報・感想・評価

「ミュンヘン」に投稿された感想・評価

遠藤勲

遠藤勲の感想・評価

4.0
ユダヤ人の苦悩を描いた作品?
これまで流浪の民として迫害を受けてきたが故に、イスラルは守らなければならないという強い意志と、民族を存続し続ける為に手段を選ばない気概を感じさせる映画だった
見ていて辛い以外感じる事が出来なかった
いつか幸せな日々が来る事を祈らずにはいられないが、未だに憎しみしか生まない現状に映画が終わった後涙が止まらなかった
かなり長い作品であり、且つ内容が重いので、体調いい時に見る事を進めます
1234

1234の感想・評価

4.0
こんなに重たくてドロドロした話でもスピルバーグ然としたジャンル映画になるから笑える お見事
Yuri

Yuriの感想・評価

3.2
憎しみは憎しみしか生まない。恐怖は連鎖する。なのに歴史は繰り返されるということを突きつけられる映画。
狙う方から狙われる方へ

人を殺して次第に精神が崩壊していく様を淡々と描いている
しのみ

しのみの感想・評価

3.8
CIAとかモサドとか諜報テーマのものは好きなのだけど、それはミステリー的なプロセスが面白いからなんだと確信。どうしてもエンディングが好めない。戦争は虚しいとかそういう類のものなのかもしれないし、これをみて感じて考えてくれ的なメッセージ性のせいかも。でもきっと1番は、祖国というシステムを守る大義のために個人の犠牲を強いるという骨組み自体が理解できないことに起因している気がする。
Jasminne

Jasminneの感想・評価

3.8
ミュンヘン五輪で映画といえば市川崑である。
この作品が公開された時に見に行かなかった。ヘヴィな話を160分も映画館で耐えられると思えなかった。自宅で鑑賞したがドラマよろしく3日かかった。ビンジウォッチみたいなもん。
スピルバーグがこの作品に情熱を傾けた理由を知りたい。ユダヤ系だからというのは答えにならんだろ。パレスチナ人が登場した時点でその答えは不正解なのだ。

ダニエル・クレイグの70年代ルックもよく似合っていて、それだけでも見る価値がある。
さと

さとの感想・評価

4.0
旦那さんセレクトで深夜の映画鑑賞。
スピルバーグの緩急ある映像センスと殺戮シーンのリアルさ。巨匠監督の確かな力量と静かな情熱を感じる。
ラストシーンの世界貿易センタービルの遠景に、永遠に続く憎しみと報復の連鎖を感じて愕然とした。

最近もトランプ大統領のイスラエル米大使館移転問題でパレスチナ人が何十人も殺されてしまったニュースがあったなぁと思い出しました。この映画は世界情勢に無関心でいることの罪をつきつけられる。

脚本にエンジェルスインアメリカのクシュナーの名前が。そういえば彼もスピルバーグもユダヤ系だったなと映画を観たあとに気づきました。だけど決してイスラエル寄りの作品ではないのです。
水曜日

水曜日の感想・評価

4.0
ミュンヘン五輪で起きたイスラエル選手団殺害事件。事件後ゴルダ・メイア首相は、事件に加担したパレスチナ関係者の殺害作戦をモサッドに命じる。

アヴナーという元モサッド工作員の告白が元になっているが、スピルバーグが実際の事件を纏める技術は安心感が高い。この事件でも報復の応酬がもたらす罪悪感の麻痺と痛み分けの結果をはっきり分からせてくれる。

アヴナーを演じるエリック・バナは、“心のスイッチを切った工作員”らしい雰囲気を過不足なく演じる。

中東方面でビジネスに行くと、結構怪しい人がいる。ある国に日本のバブル崩壊後の余剰4WD車を輸出する商談をした時に、ホテルでの朝食時にスパイ関連の本をくれた人がいた。たぶん「その商談するな」のメッセージだったんだなっと。やっと今、気づいた、ごめん。
nutaki

nutakiの感想・評価

3.9
2005年作品。監督はスピルバーグ。
スピルバーグ、こんなの作ってたんだと少々驚いた。
1972年のミュンヘンオリンピックの開催時に実際に起きた人質事件。
パレスチナ過激派『黒い九月』のメンバーがイスラエル選手村に侵入、11人が死んだ事件で、イスラエルが報復する。
首相のメイアは女性、テロの首謀者11人の暗殺を指示。
諜報部隊は『モサド』
このメンバーと暗殺を追うストーリーだ。
いかんせん、長い。164分だよ。
面白く飽きはしないが、もう少し短くしたらスッキリして良かったのにと思ってしまう。
スピルバーグのこだわりかな。

メンバーの中心アヴナーをエリック・バナ。
オーストラリアの俳優。
長身でイケメン。優し気な顔は暗殺者には見えない。
そのギャップが良いのか。
スティーヴをダニエル・クレイグ。
イギリスの俳優。
今作の翌年からはボンドを演じたダニエルは、したたかなで冷酷さも垣間見える役。
ロバートをマチュー・カソヴィッツ。
フランスの俳優。
穏やかなごく普通の人という感じで、おどおどとして小心者のようにも感じるが、爆弾専門だ。
カールをキーラン・ハインズ。
アイルランド出身。
私には『ゲーム・オブ・スローンズ』のイメージが強過ぎて…。
身体も顔もデカイ。そして眼力がアル・パチーノ並み。
声も太いし、とにかく迫力がある。好きだ。
もう一人はハンス。ハンス・ツィッシュラーが演じた。
ドイツの俳優。
色々な国の俳優を使ったのは意図があったのかな?
作戦を指示するエフライムをジェフリー・ラッシュ。
『英国王のスピーチ』『鑑定士と顔のない依頼人』と60歳を過ぎてからメキメキと活躍していて、味の或る俳優。好きだな。
情報屋のイアンをマチュー・アマルリック。
フランス人。濃い顔。背は低い。
『007慰めの報酬』ではダニエル演じるボンドと対決した。
役は敵か味方か分からず不思議な存在。
そのパパ役のマイケル・ロンズデール、渋くてかっこいい。
現在87歳だそう。

役者が良かった。
個性があったし役割やキャラが分かり易かった。
スパイものとしてのハラハラドキドキの展開も上手く、爆弾の仕掛けなども固唾をのんで観てしまった。
暗殺をずっーとやるのかな?という感じでひとりひとり丁寧に描いてる。
その手法や、失敗もあり、暗殺者でありながらひとりの人間としての苦悩が描かれていて、ヒューマンドラマとしても楽しめた。
実話ベースだが、イスラエル側から描いていることもあり、かなりの批判もあったようだが、日本人には分かり易い作品だ。
笑えるシーンもちょこっと入れながら、でも油断するとかなりのグロいシーンが突如現れるし、珍しくベッドシーンも多いから、万人受けはしなさそう。
結構好きな作品でした。
かわだ

かわだの感想・評価

3.8
史実に基づいた映画。終始緊迫感があり秀逸な演出が多い。憎しみが憎しみを生む終わりのない報復合戦。スピルバーグはユダヤ人だけどモサドのやり方を肯定してるわけではなく、暗に不毛な争いを批判している。
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