habakari

ミュンヘンのhabakariのレビュー・感想・評価

ミュンヘン(2005年製作の映画)
4.5
妻子のもとに戻るまでの2時間ちょっとは非の打ちどころがない。鮮やかなカメラムーヴ、フェティッシュなズーム・反射への固執、即物的な破壊描写、スパイ映画ならではのツーリズム趣味。ロケーション・演出・撮影の完璧なハーモニー。特に豪雨のロンドンでの暗殺シークエンスが最高で、経済的かつ技巧的なモンタージュは鳥肌もの。
ニューヨークのくだりがなければな…テロリストへのシンパシーを描くにしてもバカバカしすぎてな…
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