隅

引き裂かれたカーテンの隅のレビュー・感想・評価

引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)
2.0
核の脅威をなくすために亡命しようとするがしかしそれは大義はどうあれ売国行為ではないかと婚約者に非難されて苦悩する主人公、というところまでは理解できたのだが、実は自国のためのスパイ行為でしたって言われると、それはつまり結局核の脅威に加担することなのでは?と思って腑に落ちなかった。冷戦時代を知らないので倫理観の置き所が正直よく分からない。
というかそもそも亡命も売国もフェイクなんだったら最初から婚約者に説明しておけばよかったのではないかと。
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