いやよセブン

バックマン家の人々のいやよセブンのレビュー・感想・評価

バックマン家の人々(1989年製作の映画)
3.0
バックマン家はおばあちゃん、父母、長男一家、離婚した長女一家、次女一家、風来坊の次男という構成。
おばあちゃんは孫の家をたらい回し。
父親は次男に甘く、借金を作ってもなにかと面倒をみてしまう。
長男は会社での昇進話が反故になりそう、しかも息子は精神不安定で学校に呼び出される始末。
長女は娘が単細胞な男に引っかかり、高校生なのに勝手に結婚してしまう。
次女の夫は小さな娘にエリート教育を徹底、子供らしさがないと文句を言うが受け付けない。
いろいろ問題はあるが、子供の誕生でメデタシメデタシ。
子供が「親になるのに何故、免許がいらないんだ!」という台詞は、昨今の日本を思い起こし耳が痛い。
なお、キアヌ・リーブスやホアキン・フェニックスの若い頃が見られる。