よしおスタンダード

バックマン家の人々のよしおスタンダードのレビュー・感想・評価

バックマン家の人々(1989年製作の映画)
4.0
家族物の中ではマイ名作確定映画。映画全体のコメディ・トーンから、まさかの感動的なラストへ。

キャストも今から見ると凄い豪華で、適材適所という感じがする。(ラリー役のトム・ハルスはこの5年前に「アマデウス」でモーツァルト役。ノリノリの頃である)

中でも個人的に注目せざるを得なかったのは、公開時25歳のキアヌ・リーブスと、同じく15歳!!のホアキン・フェニックスの共演 (ホアキンは当時はリーフ・フェニックスと名乗っていた。兄リヴァーも存命で、名作「旅立ちの時」や「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」に出ていた頃である)。んでキアヌもホアキンも二人とも超美形である!

しかもこの二人はこの映画の中でもキー・パーソンとしてとても重要な存在。特にホアキンが、離婚してもう一緒に住んでいない父親へ電話するシーンはめっちゃ切なくて泣ける。

「ジョーカー」にいまだに憑りつかれている私が、ホアキン出演作制覇プロジェクトの一環として、実に久しぶりに本作を再見しましたが、台詞の一つ一つが沁みました。