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デビッド・クローネンバーグのシーバースのabdmのレビュー・感想・評価

4.0
ある高級マンションにどでかいナマコに似た寄生虫が蔓延する。
その虫に寄生されると性へ解放されただひたすら互いを弄り合う空っぽの存在になる。いわば野生の動物のようになる。
ただただ性欲赴くままに活動する者と未だ寄生されずに理性を保つ者、寄生虫は徐々に感染者を増やしていく。
そして映画のラストは阿鼻叫喚と酒池肉林の嵐!

これの面白いところが寄生されているにもかかわらず、すごく幸福そうなところ。

まるでゾンビでしたが、人間が作り出した常識やら何やらが消え、すごく楽しそうな人たちですので非常に観た後の気持ちの持ちようは良いです。
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