フランスの国力が減衰し、植民地での影響力が低下して各国で独立運動が盛んになり、アルジェリアを筆頭にドゴール政権時、アフリカ諸国が独立を果たした。
フランスとの結びつきが経済基盤を支える傀儡政府と甘い利権を吸い続けるフランスが、完全独立を目指す武装勢力を抑え込む為創設された“Forces spéciales”のFictioal operationの話。
2011年はNATO のリビアへの軍事作戦の年だが、仮にこの映画が国策なら、国内で特殊作戦司令部の正当性を誇示する必要がある政治的背景でもあったのだろうか？
タリバンを露悪的に描き過ぎているのと、自由意志で首を突っ込んで拉致された一人のジャーナリストを武力で守る事が、たとえ現地の無辜の民を犠牲にしても正義だという様なスタンスは少し訝しい。
戦場に赴くフリージャーナリストはせめて、自衛の為の武装と訓練を義務付けた方が良いのではとは思う。
