パットン

スペシャル・フォースのパットンのネタバレレビュー・内容・結末

スペシャル・フォース(2011年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2024/2/3
フランス人女性ジャーナリストのエルサは、アフガニスタンの首都カブールで取材を行っていたが、感情に流されてタリバン武装組織の深みにはまってしまい、リーダーザイエフに誘拐されてしまう。
フランス政府は、フランス軍特殊部隊『スペシャル・フォース』へ救出命令を下し、部隊は一旦エルサと男性を奪還するが、ザイエフの追撃を受けることとなる。
フランス政府の救援手段も失ってしまい、徒歩で国境を越えざるを得ない作戦となるが、ザイエフの追手に疲弊していき、仲間が徐々に殺されていくなか、エルサと残り2人となり、最後はエルサだけが西へ向かわざるを得ない状況となってしまう。
12日後?に砂漠の中で救出され、エルサはヘリで仲間2人を探しに戻り無事救出となる。
戦争の取材、人質の救出というそれぞれの目的をもったプロの話。
日本であれば、裏で金銭交渉を行う手段しかないのだろうが、フランスは平和ボケしていないまともな国だとわかる。
こんな映画をソファで横になりながら見ることができる日本は平和だと書いている人がいるが、多くのフランス人も同じじゃないのかな?
でも人命や平和に対するスタンスは日本人とフランス人では大きく違うと思う。
つまり平和は勝手にやってこない、自ら勝ち取るものであると。