ジムキャリー演じるセールスマンのポッパーに亡き探検家の父が託したものはペンギンだった。ペット禁止のマンションを舞台にペンギンとお送りするコメディ映画…?いやいや侮ることなかれ。割としっかり作り込まれたファミリー映画だ。
最初はペンギンを家から追い出そうと躍起になっていたポッパーだが、途中からはペンギンを家族として認め同時に大切なものを学んでいく。
部屋中豪快に雪まみれのアトラクションになっていたり、所々に見られるジムキャリー節には満足。楽しさは健在だ。
後半は結構展開がめまぐるしい。
設定も結構凝ってると言うか、キャラの立ち位置が割とシビアだったりするので子供向けなのか大人向けなのか、ターゲット層がはっきりしない印象がある。
あと正直ペンギンたちがあまり可愛らしく感じられなかったのも残念である。
ツッコミどころは多いかもしれないが割と面白い、いい映画だった。
最後に、本作でポッパーの秘書ピッピを演じたオフィリア・ルーシー・ラヴィボンドがめちゃくちゃ可愛い。いい発見をした。