Haman

ティングラー/背すじに潜む恐怖のHamanのレビュー・感想・評価

3.5
ぎぃぃゃゃゃゃぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁああぁあああぁぁああああああああああああぁぁぁああああああああああぁぁあああぁぁぁあああああああぁあああぁあああぁぁああああああぁぁぁああああああああぁあああぁぁあああぁぁぁあぁぁぁああああぁあ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁああぁぁぁああああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ!?!??!???!!???!!!??!!

という人間の叫びは恐怖のストレスを軽減するため、ひいては人間の脊椎に寄生するティングラーという虫から身を守るための防衛手段だということを発見した博士の話。

登場人物達の屑っぷりが中々のもので"殺し合いの螺旋"てやつはマジなんだなって思った。
とくに主人公の博士は何食わぬ顔で人に向かって空砲をぶっ放したり幻覚剤を盛ったりと、人間を実験対象としてしか認識してないだろうサイコパスみがすごい。悪気や反省の描写もないからマジモン。

当時の上映ではクライマックスにティングラーが映画館に逃げたタイミングで、観客席のモーターが作動し弱電流が流れて背筋がゾクリとする4DXの走りのような仕掛けだったらしい。
そして映画内からは「助かりたければ叫べ!」とアナウンスされる。ほぼパワハラだけど楽しそう。

ジョー・ダンテ監督『マチネー』の劇中映画「MANT!」の元ネタだろうし、何か一人でほくほく気分になった。
Haman

Haman