日下勉

マイネーム・イズ・ハーンの日下勉のレビュー・感想・評価

マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)
3.3
シャー・ルク・カーンのヒューマンドラマ。ボリウッドの豪華な歌や踊りなどは無い(とは言ってもやはりここぞという演出の時には、やはりらしい音楽がふんだんに使われている)とても「良い話」
9.11によってアメリカ全土に吹き荒れたイスラムフォビアやヘイトが背景にあり、宗教などによる分断を乗り越える。その象徴として使われるのが「We shall Overcom」また教会で亡き息子を偲ぶところなど涙が出る。
ただ、やはり良くも悪くも過剰。マスコミに取り上げららて、まるでドミノ倒しみたいにすべてが好転していくところは、あまりにも楽観的過ぎる。でも、エンターテイメントとしてはこれが正しいのかも。
日下勉

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