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マイネーム・イズ・ハーンのsantasanのレビュー・感想・評価

マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)
4.6
随所で涙を抑えられなかった。話として出来すぎの感はあるが、アスペルガー症候群なだけに、何事にも純粋なハーンに素直に感動。9.11によって自由の国アメリカで天国から地獄ヘと落とされた“テロリストではない”イスラム教徒たち。アメリカだけの話ではないだろうが、極端な愛国心の正体が実は民族主義であることを再認識させられる。ジョージア州の小さな村の教会で、サミールの死について話し言葉に詰まったハーンに、ジョエルがゴスペルを歌い始め、村の人々にも広がっていくのが超感動的で涙が溢れた…いい映画に出会えた!
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