うぉーりー

宇宙人東京に現わるのうぉーりーのレビュー・感想・評価

宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)
4.5
妖怪特撮映画祭にて観賞!岡本太郎好きとしてはパイラ人を見なければ!という意気込みで見てきました。

パイラ人、めちゃくちゃかわいいですね!ポケモンのヒトデマンの元になったのかな?というくらいヒトデ感がすごい。会話シーンは旧字体で描かれた字幕処理をしており時代を感じます。
なんとカラー初の特撮作品と銘打ってるようです。これが65年前に作られたと思うとめちゃくちゃすごい…1950年代の飲み屋街の街並みがすごくいいですね〜

ストーリーやテーマは思ってたより真面目で、時代的にも非核三原則を設定した頃でしょうか。なんとなく冗長な話でパイラ人を期待していくと最初しか出てこないので肩透かしをくらいますが、パイラ人も侵略目的ではなく、注意喚起をしにきたというのがいいですね。

洪水や爆発シーン、パイラ人から醜悪(笑)な人間に変身するシーンは当時の特撮のすごさを感じます。

しかしこのご時世にみるとあんなにギュウギュウに人を詰め込んで感染症は大丈夫か…?とハラハラしちゃいますね笑
うぉーりー

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