ロアー

デーモンハンターのロアーのレビュー・感想・評価

デーモンハンター(2005年製作の映画)
3.3
GEOの宅配レンタルをするにあたって、折角だからもう1枚、なるべく短くてすぐ観れそうなやつ〜という基準で選んだのがこちら。
ショパフ目当てでいつか観ようとマイリストに入れてました。

ショパフの映画がとにかくB級揃いということは承知で観始めたものの、「俺はジェイコブ〜」というモノローグから始まるのが最高にダサくて、共感性羞恥で思わず「うあぁ〜!」と叫んでしまいました。

いや、アメコミ映画にありがちなモノローグなんだけどさ、「GOTG」も「アントマン」もそんな感じで始まってたけどさ、あの辺のあれは敢えて狙ったダサさだから大丈夫なのであって、ガチでやられるとなんかキツイよ。一応、平成の世に作られた映画なのに、作りが80年代クオリティなのは何でだろ?

でも思ってたほどは酷くはなかったです。元々オカルト映画は大好きだし、低クオリティであんま面白くない「コンスタンティン」みたいなものだと思えば(え)。劇中に登場する悪魔が七つの大罪の色欲を司る悪魔アスモデウスなので、裸のお姉さんがいっぱい出てきて裸の無駄遣い感はありましたが、ヒロイン役のシスターの名前がサラで、ちゃんとトビト記由来で裏をかいてる感は良かった。でも基本的に全部拳でボコる戦闘スタイルが良くなかったんだろうな。オカルト感ゼロ。もっと呪物的なものやアイコニックな武器があったら盛り上がったんですけど、空手マスター・ショパフのアクションが観れたからまあいいや。
それとショパフの悪魔と人間のハーフという設定がなんか良きでした(特にその設定が活きるシーンはない) 。
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