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アンドリューNDR114のmapleのレビュー・感想・評価

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)
4.1
家族4人で幸せに暮らすマーティン家に人型家事ロボット『アンドリュー』がやってきた。

彼はプログラミングの不具合なのか何故か感情を持ち考える事ができる。
メーカーとしては『不良品』の烙印を押されるが、家族は『個性』として尊重する。
なんか、綺麗事のようではありますが映画といった創作だからこその純粋さが歳をとってきた自分には素敵に思えます。

いくら感情があってもなかなか人間の不条理や不合理は難しく、リトル・ミスの気持ちの揺れには気づけません。
その後時間は経ち、リトル・ミスに瓜二つの孫娘ポーシャとの素敵な関係が彼を成長させます。

約2時間の作品の中で200年の時が経ち、愛する人達との出会いと別れを経験したアンドリューの『人間として生きる事』の答えが素敵です。

俳優・コメディアンとしてロビン・ウィリアムズはとても人間くさい印象ですが、この作品の中での彼はちょうど中間の人型ロボットをしっかりと演じています。
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