アンドリューNDR114の作品情報・感想・評価

「アンドリューNDR114」に投稿された感想・評価

maple

mapleの感想・評価

4.1
家族4人で幸せに暮らすマーティン家に人型家事ロボット『アンドリュー』がやってきた。

彼はプログラミングの不具合なのか何故か感情を持ち考える事ができる。
メーカーとしては『不良品』の烙印を押されるが、家族は『個性』として尊重する。
なんか、綺麗事のようではありますが映画といった創作だからこその純粋さが歳をとってきた自分には素敵に思えます。

いくら感情があってもなかなか人間の不条理や不合理は難しく、リトル・ミスの気持ちの揺れには気づけません。
その後時間は経ち、リトル・ミスに瓜二つの孫娘ポーシャとの素敵な関係が彼を成長させます。

約2時間の作品の中で200年の時が経ち、愛する人達との出会いと別れを経験したアンドリューの『人間として生きる事』の答えが素敵です。

俳優・コメディアンとしてロビン・ウィリアムズはとても人間くさい印象ですが、この作品の中での彼はちょうど中間の人型ロボットをしっかりと演じています。

このレビューはネタバレを含みます

端的に言うと人間になりたいロボットもの。この作品をみてからロボとヒトの人情ものは全てこんな結末が待っている気がして涙ぐむようになってしまった。仮にドラえもんとて例外でない話。
死ねない体で多くの人の死を看取り見送る彼の生き様を見届けてほしい
rob

robの感想・評価

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2014/03/19
アンドリューNDR114というお手伝いアンドロイドが、自由を欲し、自我に目覚めていくSF作品。ロビン・ウィリアムズの演技が良かった。表情や感情が乏しいアンドロイドを体全体で上手く表現していたと思う。200年かけて「人間とは何か」に気付き、自身の定義を壊してまでも、大切な人と限られた時間の中で生きることを決断した。「劣化」ではなく「老い」を、「故障」ではなく「死」を選んだ彼は間違いなく人間なのだろう。人間にとっては退化に見えるそれも、彼の中では進化以外の何者でもない。価値観とは難しいものですね。
naru

naruの感想・評価

4.0
人権の話はとても素敵な回答だった。
アンドリューの1言1言が面白く、だんだんと変わっていく様子も必見。
挙げるとすれば、ジョークは日本語訳だと伝わりにくい…
(1999年、アメリカ) (2013/09/07 DVDで視聴)面白かった。〝人間とは何か?〟はもちろんのこと、色々と考えさせられる映画。初登場時のアンドリューや他のロボットは、家事労働をさせられていてこれは、女性や奴隷に対する差別と通じるものがあると感じる。料理や配膳といった雑用……をさせられ、キッチンに下がらせられる。自由がない。
そういった境遇を変える――〝人間性〟を獲得する――転機が、ガラスの馬を壊してしまったこと。リトル・ミスに嫌われたくないという思いが、彼を変えたのかもしれない。誰か特定の人に好かれらいとか関係を築きたいという思いから(恋愛に限らない)、成長するように。
AI、ロボットの作品を好んで見ているが、この作品は(クリス・コロンバスとロビン・ウィリアムスが組んでいるので言わずもがな)ハートウォーミング思考。

哲学的なところもあるが、理屈では掘り下げず、最後はハッピーエンド。
いずれ、AIを描いた作品として、今後の世界を考えるにあたり「参考資料」になりうると思う。

この2年後にクリス・コロンバスがハリー・ポッターの1作目を監督すると考えると、物語のまとめ方の上手さに納得がいく。
imagoo

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3.8
進化していくアンドリューを通して人間が何であるかを問う作品、知識を得人間へ進化していく姿に背徳感を感じその死に尊厳を覚える。
lumiere009

lumiere009の感想・評価

4.0
20年前にAIの問題が出てたのには驚いた。ある意味では当時より技術は遥かに進んだと思われる、現在も人間とは?といった面の問題は進んでないんだなと思った。
ロボットは人間に似ようとするのだろうか?人間はロボットになりたがってくのだろうか?
シソ

シソの感想・評価

4.5
ロボットが人権を求める話。
とにかくいい。1990年代に作られたのもすごいことですし、あったかい映画です。
クリス・コロンバス監督と主演ロビン・ウィリアムズは「Mrs.ダウト」の名コンビ。劇中のアンドリュー生誕が2004年設定、現実追いついてない。
バージョンアップを繰り返しだんだん人間味を帯び、人として認めてもらいたかったアンドロイドの話。感動。なかなか未来SFでこんな落ち着いた感じのドラマ作品はない。彼が費やした膨大な時間に気が遠くなる。この感じ浦島効果ものの宇宙SFに似てる。
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