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アンドリューNDR114のTJのレビュー・感想・評価

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)
4.0
人間に憧れるアンドロイド。善意に溢れたロビンの魅力が存分に発揮された3世代SF。
知性を有したアンドリューの「笑いは友情を育てる」という言葉。この役柄で、主演が彼だからこそ響く哲学作品でもあります。

人は常に正しい決断を心がける
しかし過ちを犯すのも人間

自由とは
生命とは
人間とは何か

近未来SFが、死生観や愛・尊厳にまで昇華されたストーリー

汗っかきのロビンが全カットを彼自身ロボットスーツを着て挑んだ意欲作。スタッフを笑わそうとスーツの中でオナラして自分の首を絞めまくったそうですww

ある意味で彼とアンドリューの最後の行動は、重なる部分があるようにも思えてならなかった。それは本人にしかわかりませんが。

人生ははかなく過ぎ去る夢
道に迷っていても
あなたの眼差しを感じると
不思議と正しい道が見えてくる

終幕の歌詞が素敵でした。
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