イワシ

王女テラの棺のイワシのレビュー・感想・評価

王女テラの棺(1971年製作の映画)
2.6
恐怖シーンのほとんどが怪奇現象と人物のリアクションとのカットバックなのがいまいち。細部ではいいところもあって、黒いドレスのヴァレリー・レオンが風で黒髪をたなびかせながらゆっくりと画面手前に歩いてくるシーンは、スローモーションの効果も手伝ってか、黒沢清『回路』の幽霊のそれを思わせる。

ちなみにヒロインの恋人の名前がトッド・ブラウニングだった。
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