すごいな!こりゃ!
笑かしに来た結果めちゃくちゃシュールになってしまっているのか、はたまたこのシュールさは狙って生み出されたものなのか。
そんな微妙な面白さでとっ散らかった地獄の87分間。
冒頭のテーマソングがまずとてもいい!
Attack Of The Killer Tomatoes〜♪
え?と思ってたらマジで墜落するヘリコプター。そして何事もなく燃え盛るヘリコプターの残骸から降りてきたような2人。もうここで置いてけぼりだ。
なんの説明もなく転がってくるトマトに対して銃撃する人間たち。
ちなみにポスタービジュアルみたいなトマトは出てこなくて、なんだかゴニョゴニョ言いながらハリボテのトマトがゴロゴロ転がってくる。全然噛みついたり殴りかかってるようには見えないけど、このトマトに当たると人は死ぬ。なんで。
やたらと狭い会議室にギュウギュウになる専門家たち。
全然進まないジジイばかりの連邦会議。
「覆面パトカー」と書かれた覆面パトカー。
ヒトラーに変装する黒人捜査官。
常にパラシュートを引き摺る捜査官。
突然始まるミュージカル。
何故か突然流れる家具のディスカウント広告のテロップ。
もうなんかつくり手は何を思っていたんだ…。
もしかしてオチは後の「マーズ・アタック」に影響与えた???
そして最後は何故かオペラ風のミュージカルで終わる。
「すべての魚たちがカナヅチになるまで」
…ってどういう意味?