ハワード・ホークス監督のスクリューボール・コメディ。
"若返りの薬"の開発に没頭する科学者が、偶然チンパンジーが完成させた薬を誤って飲んでしまう。
"The water tastes bitter."
面白い。楽しい。若返りの薬によって、大の大人が心だけ若返る。見た目と言動のギャップに笑える。
若返ったケイリー・グラントとジンジャー・ロジャースがとてもイキイキしている。想像以上にカオスな場面もあったが、自然な演技で見ていて飽きない。
ケイリー・グラントはヒッチコック作品のイメージが強かったので、こんな弾けたコミカルな演技は新鮮だった。プール際で男の注目を浴びるマリリンと勘違いするケーリー・グラントの画が滑稽だった。
主演でなくてもパケ写を独占する、でお馴染みのマリリン・モンロー。出演シーンは短いが、お色気と天然ぶりで観客を魅了する。2連続ビンタシーンは傑作。
チンパンジー賢すぎ、演技うますぎ。
"Not yet, Cary."のタイトルクレジットが最高。"間"が完璧。
あの異常に車体の高いH型の車は何なんだ?
B4🦅
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