すぎち

天国にいちばん近い島のすぎちのレビュー・感想・評価

天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)
3.8
時をかける少女の
原田知世と高柳良一のコンビが再び…




▽以下ネタバレ注意▼





16歳の桂木万里は幼少期に亡き父から聞いた天国にいちばん近い島に行きたいと考え母にその想いを伝えると母は背中を押してくれ旅費を出してくれた

美しい島国ニューカレドニアに着いた万里はツアーに参加していたがひとりで行動をはじめる…

ツアーガイド役の青山は小林稔侍、偽ガイド役の深谷は峰岸徹と女好き俳優が次々出てくるのが気になるが(笑)…高柳良一が演じるタロウ•ワタナベに出逢い、その後の色々な苦難(怪我や発熱)などを乗り越えて父の話していた島(ウベア島)についに辿り着く

戦争の悲惨さや太平洋戦争時の日系人の立場語るシーンなども物語内であり勉強になりました

そしてタロウによる島国ニッポンの紙芝居も素敵でした
(四季の花に纏わる話で冬の話が素敵)



うーん、ニューカレドニアの街並みや透きとおる海、地平線に沈む夕陽など本当に美しいですね。

一度行ってみたい…と思いました。


追記(気になったところ)
・16歳女子の海外ひとり街歩きは危険でやばいのでは…
・ツアーに居た姉ちゃんのウザさ笑
・深谷のカジノでの不正について
・深谷が万里を恋愛対象として見ていたのはキモい(笑)
・ガイド役の青山が実は良い人だった

皆さんの映画に対する評価点数は残念ながら低いですが…自分は好きです。

ニューカレドニアの美しい景色、自分の世代ではありませんが若き頃の可愛い原田知世が観れただけで幸せになりました
すぎち

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