天国にいちばん近い島の作品情報・感想・評価

「天国にいちばん近い島」に投稿された感想・評価

otom

otomの感想・評価

3.9
いまいちだけどもやっぱり大林作品ってのが明確なのは凄い。出だしからそこかしこに風と共に去りぬ風な演出で南国なのかジョージアなのか分からなく程に好き勝手にやっている印象。原田知世に関しては何も言うまい。仕込み的な人々とか無理な面白さと観光気分が味わえたので良しとする。それにしても乙羽信子の存在感は流石。
tak

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3.0
これは大林監督作の中でもかなりガッカリする映画ですな。往年のハリウッドクラシックみたいなオープニングタイトル。"天国にいちばん近い島"があると、お父さんが少女に話してきかせる場面から物語は始まる。その父親が亡くなって彼女はその島がニューカレドニアだと信じて島を訪れようと決心する。ところがツアーで案内されるのは、市街地中心のリゾートばかり。自分の天国にいちばん近い島を見つける、と言ってツアコンを困らせる彼女。峰岸徹扮するガイドや高柳良一扮する現地の日系人との出会いを通じて、成長する姿を描くお話である。

この映画を観ながら、僕は終始苦笑いしていたような気がする。おそらく公開当時に観ていたらこの気恥ずかしさは感じなかっただろう。大林監督はアイドル映画を撮りながらも、愛を探し続ける大人たちのドラマを撮ろうとしているように感じられるのだ。戦死した夫を弔いに来た乙羽信子の風格、峰岸徹と赤座美代子が寄りを戻すまでのメロドラマ、日系二世を演じた黒塗りの泉谷しげる、仕事のグチを言い続ける小林稔侍。森村桂の原作は1960年代に書かれたものでそもそも時代が違うし、角川アイドル映画に仕上げる必要性、大林映画では珍しい海外ロケと、監督の”らしさ”が封印される要素が揃っている。日本の風景がある情緒や、現実とは違う異世界めいた要素があって輝く監督なんだな、とこれを観て改めて思う。気恥ずかしさを観ていて感じるのは、はめられたアイドル映画の枠の中で自分らしさを何とか出したいともがいているからだろう。後に若手女優の脱がせ上手にもなっちゃう大林監督だけど、この映画では知世ちゃんがドラム缶風呂で泣く場面がもちろん限界。最後まで何がやりたかったのか、居心地の悪さが残る映画だった。

ところで、舞台のひとつとなったウベア島では1988年にフランスによる虐殺事件が起きており、これをフランス政府が隠蔽していたそうだ。映画で観たあの美しい風景を思うと、悲しい現実だ。
50年代のハリウッドメロドラマのようなニューカレドニアで撮られた80年代の大林宣彦監督作品だ。笑 何よりも甘くて甘くてカリエスになっちゃったけど、まあ、楽しかったわ。どうせ大林さんの映画が大好きだ、傑作のないやつでも。
映画男

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3.5
壮大なスケールの原田知世のプロモーションビデオやなと思える作品。バブリーだった。

映画としても、ハリウッド風に丁寧にまとまっているし綺麗な映像やし普通におもしろい。
1984年11月19日、東商ホールでの試写会で鑑賞。

青い空と青い海が、とっても綺麗な映画だった。
ニューカレドニアを舞台にした大林宣彦の映像センスが光る佳作。

この映画を観終わると、タイトルの『天国にいちばん近い』の意味が感覚的に判る映画だと思う。
AWO

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4.5
原田知世だけのために存在させられた映画。チープさを前面に押し出してその分素材を引き立たせる戦法は「時をかける少女」と同じ。物語は希薄でどうでもよく、「時かけ」もそうだったけど映画を見るときの観賞ではなかった気がする。ただ、原田知世や景色が良かったというのは解るしそれだけで成立している作品ではあるが、現在からみれば熟成されたと言うかビンテージものと言うか、ノスタルジーを掻き立てられるからこその良さがあるけど、撮影時にはなかったはずで、当時の人々は一体どんな気持ちで観ていたんでしょう。いや本当に84年の空気がフィルムに閉じ込められているので。
観る予定はなかったんだけど、U-NEXTの見放題にあったので……やむにやまれぬ事情があったということだけは言っておきたい。
知世ちゃんかわいい。ニューカレドニア行きたい気にはならないけど、夏休みらしく南の島気分を味わえた。(夏休みらしい夏休みをまだとっていないので。)角川春樹が今回はオプチカルは自然に(大林色を封印)、と指示を出したそうで、演出で、ちょっと浮いた感じがするのは緑の光線を見ようとする夕日の丘のシーンだけだった。乙羽信子が出ると、画面引き締まるなあ。これぞ映画だ、って気分になるわあ。大林映画における峰岸徹って上下白の麻のスーツって決まりなんですかね、過剰さ好きだけど。小林稔侍もギャグ演出だったね。こういう、論理的にはいらないところを過剰にするバランスを欠いた感が大林映画の味なんだよねえ。だんだんと隅から隅までたのしめるようになってきたなあ。上映前に深町くん(高柳良一さん)と握手できた!@新文芸坐
riekon

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3.0
海がとても綺麗でした。
ニューカレドニアに行ってみたいな。
知世演じる万里はツアーで来てるのに単独行動し過ぎだよ!
そりゃ小林稔侍も怒るでしょって思いましたが(笑)
お父さんから聞いた島探しがあるものね。ラスト万里の天国に一番近い島が見つかって私もちょっともらい泣き(笑)
これぐらいのことで泣くなんて…
ほんと涙腺が弱くなったな〜(笑)
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.0
2013/12/20鑑賞(鑑賞メーターより転載)
昔からタイトルだけは聞いてたが鑑賞するのは初めて。父親から聞いた伝説の場所を求めニューカレドニアに降り立った原田知世扮する主人公だが、またこの人が怪しいおじさん(笑)に簡単についていくわ勝手にツアーから離れるわ、おまけにエイに噛まれてダウンするわともうお騒がせすぎで、こんな人とは絶対に旅行で同行したくないww。キーワードの「天国に一番近い場所」もやはりそれだったかという感じなので、主眼はもっぱら原田知世の可愛さを堪能することに尽きるかも。これでもかという程の絵になるショットが満載で、その点では満足。
ハミ

ハミの感想・評価

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ドジばっかり(笑えないものが多い)のに呑気だし危なっかしい…というか危険だしストーリーとしていやいや…って部分が多すぎて楽しめない理解できなかったけど景色が綺麗で原田知世がかわいいので良いです
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