おてつ

たぶん悪魔がのおてつのレビュー・感想・評価

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)
5.0
世界が見えすぎる少年の近視な社会への反発。人は利益に囚われ、環境を壊し、あらゆる種を死滅させる。幸福とは文明か、それとも自然にあるのか… 死ぬも生きるも絶望的な厭世観に取り憑かれ、堕落の果てに得た啓示。それを提示することなく終わる圧巻の幕切れ。噂通りの大傑作。先日鑑賞して、AllTimeBest級に好きになった『テオレマ』と同様に、『たぶん悪魔が』もラストがこの上なく素晴らしいと感じた。観客を置いてけぼりにしつつ、無尽蔵に思考の余地を残す…ahh すごい。やはりラストが良い映画って愛。
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