ロベール・ブレッソン「たぶん悪魔が」
文句ない。最高!!
幾千もの流派がある中の源流を見た。
強い画と虚無感、荒廃した質感。
厭世的な映画とはこういう事だ。
映し出される全てが無意味でありそれが…
解決する目測のたたない環境問題と核兵器と社会不信。希望なき未来に絶望する若者。あらゆる思想と行動を否定し判断停止を選択する若者の姿というのは現代に通じる。あらゆる問題、不幸や悲劇を悪魔の所業にするこ…
>>続きを読むすごくわかる。鬱だけどでも映像が洗練されていて気だるいだけではない。美しい青年の危うさに惹かれる。退廃的で、若者のあの無力感の空気どこの国も同じだなとおもった。見てから2日たったがあの空気感が頭から…
>>続きを読む愛してくれる人がいても自分が無ければ意味はない。
お金があっても自分が無ければ意味がない。
絶望と退屈に基づいた自分は自分とは呼べない。
絶望を抱えてるのなら希望も持っているはずなんだ。
理解が到…
人が行き交う廊下のカットは久々に丸パクリしたくなる格好良さがあった。
しかし、美男美女しか出てこない。
俳優は顔(と声)で選んでいたらしい。
手よりも全然、脚。
フルショットが無いのは、句読法だ…
カッコいいが若干鼻につくところはあるしピンとこないところもある。
起こる事象が全部シンプルすぎて逆に難解という謎現象。自分はこの世界は間違いなく破滅に向かってると思ってるので、そこはこれ以上同意で…
私が観ても意味わからないだろうなと思いながら観て、案の定よく分からなかった。
けれど記憶に残っているシーンが幾つもある。
他の人のレビューを読んでもう一度観たいと思った。
ファッション、車だけでも見…
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