視覚的には断片だが場面の状況がよく伝わる。
自分本位の考えが環境を破壊し、今後を生きようとする者たちを苦しめる。その無自覚な責任放棄がやがて世界への無関心へと転じていく恐ろしさ。人々はそれを悪魔のせ…
外部から乱入してくる音たち。
教会の討論会の最中にオルガンの音が容赦なく鳴り響く。しかも穏やかな音色ではなく騒音ともとれるような調律作業による音。耳を塞ぐシャルルが遮ろうとしているのは伐採される…
とんでもない終わり方してる
足音
終盤になるとドアが閉まりきらない
関係者インタビュー
人間の悪事の免罪符としての「悪魔が」
余地としての「たぶん」、完全な絶望ではないのではないか
見知らぬ人が…
「たぶん悪魔が」には、責任転嫁のニュアンスが多分に含まれているようだった。
青年の抱く自殺願望。果たしてその最期の瞬間に、行き場のない蟠りを解放する答えは存在していたのか。
生まれながらに倒錯の…
全然ブレッソンじゃない感じだなと思いきや、ラストはブレッソンでした。
デカい世の中の問題に対して、活動や信仰の無意味さを感じてしまう。
それ以前に自分は何のために生きているのだ?
その答えは結果エゴ…
動物はおろか植物すら生き難いこの世は地獄、環境に敏感に反応する若さはあっという間に消費され、あるいは殺されていく。2千年経っても未だ幼年期を彷徨う人類を笑うものは?「たぶん悪魔が」。手元より足元を写…
>>続きを読むたぶん悪魔は人々の無関心。
ドストエフスキー的とも言われる、苦悩する若者の魂を描く本作は、タイトルからして「悪霊」を参照していそうではあるし、主人公シャルルの人物描写もスタヴローギンを思わせるニヒ…
「オリヴィエ•アサイヤス特集2026 映画の現在形」にて。
アサイヤスが10代で見て衝撃を受けたというロベール•ブレッソンの本作。その気だるい雰囲気に、私と睡魔との戦いが並行して行われていたとはう…
愛を知らぬ。しかし愛に正解はない。正解のないならば自身の納得のいく答えこそが正解となりうるのか。それとも解など必要ないのであろうか。死は生に煌めきを与える。それは別れが出会いに彩りをもたらすように。…
>>続きを読む© 1977 GAUMONT