疲れちまった

たぶん悪魔がの疲れちまったのレビュー・感想・評価

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)
4.0
鑑賞後、なんだか後ろめたい気持ちになりそそくさと劇場を後にした

美しく聡い青年シャルル、
痛みを感じやすく悲観的だから、生の活動が恐ろしく無意味に思えて退屈で雑になってしまい希死念慮が消えないのかな
崇高な瞬間を実感することができなくても、執着がないならばそれで良いのかも
ヴァンタンの生き急いだ乱暴さとシャルルの死に急いだ儚さが対照的だった
科学は止まっていないよ

シャルルのファッション全部好きすぎて全部真似したいし、コーラの空き瓶を蹴飛ばしてベッドに飛び込みたい
ブレッソンの作る画は全部天才的に格好良い