RinaHousaki

17歳の肖像のRinaHousakiのネタバレレビュー・内容・結末

17歳の肖像(2009年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

女の子カワイイなーと思って鑑賞。

映像も美しく、ファッション・音楽共に魅力的でした。
キャリー・マリガンの可愛さ。。。
学生の姿、大人びた姿での切り替えも別人のようで目を奪われました。

ストーリーは予想の付かない訳ではなく、これといって驚く場面は特になかった。

が、自分の人生、その価値について考え直すことのできた映画でした。

女性なら一度は「お金持ちと結婚して自分のやりたい事だけをやって暮らしたいワァ」とは考えるはず。
しかしまあ人生はそう上手くはいかない。
うまい話には裏があるとはこの事です。

17歳のジェニーが先生と討論するシーン。以前の自分を見ているようで苦笑いでした。笑

17歳の女の子が社会の厳しさを学び、成長する。シンプルなストーリーではありますが、自分と照らし合わせて観てみると規模感は違いますが経験した事のあるような無いようなどこか懐かしさを感じることができました。
女性の価値とは何か自分の人生とは何か。自分で見つけていくしかないのだと改めて感じました。

今だから理解できる教訓。17歳の時にこの映画を見ても、特に何も感じなかったでしょう。

もし男が妻子も無く真面目な仕事をしている人だったら?と考えましたが、そんな男があの年齢まで残っているはずがないという結論にしか至らず。。。笑

自分にとって今このタイミングで見ることが出来て良かった。自分の人生を(まだ長い訳ではないけど)振り返り、未来のこと、自分のことを真剣に考えていこうと思いました。
RinaHousaki

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