タイトルに「新」がついてるから「死霊の沼」という作品もあるのかと思ったけど、それはないみたいです。
典型的なBC級映画でして、だらだらとそれぞれの身の上話なんかしながら時間が浪費されていきます。それをじーーーっと見ながらいろいろ考えますと、時間を浪費することほど贅沢なことはないわけだし、そもそも映画から何かを学ぼうということじたい間違ってることな気がしてくるという。まるで「草枕」の冒頭を読んでるような詩的で哲学的な気分になるのが不思議でした。「草枕」加点あり。

本作はいちおうホラー映画ですのでもちろん残虐シーンは…いっさいありません( ˙-˙ )
残虐シーンになりそうな流れになるたび、そこは飛ばされる？カットされる？暗い画面に音だけする？という手法が繰り返されるので、ひょっとしたらこれはテレビドラマだったのかな？なんて思いました。

この手の作品にしては登場人物がやたら多かったです。全部で8人くらい出てきたかな。ルックスも芝居もちゃんとしてる人ばかりだったおかげで、つまらない話なのになんとなく最後まで観ちゃうのが本作の最大の特徴ではないかと。

映像はそれなりにおもしろくて綺麗だったです。

たった20ポンドでエロかわいいお姉ちゃんとエッチしたのはうらやましいけど病気とかいろいろ他にも怖いからおれは無理っ！(←NOと言える男っ！)

エロかわ加点あり。けどおっぱいは出てこないよ？

• #米国産ホラー
• #舞台はイギリス
• #20ポンドは約2640円
• #本日現在
• #タダだったらやるだろうか？
• #結論:よけい怖いから無理だわ
• #けどもったいないな…
• #なんて煩悩にまみれた葛藤が生じましたw

非常につまらないグダグダのC級ホラーです。

DVD商品紹介イントロの通りで一応死霊が現れるんですが、ゾンビじゃありませんので特殊メイクも施されておらず、スキンヘアで体格が良さげな普通のおっさんです--;

車の事故や故障等の事情で街に帰れなくなった男女６人が、吸い寄せら得るように山小屋に集まってきます。
「死霊のはらわた」のスタートかと思いきや、死霊のおっさんは山小屋には現れず街を彷徨し、偶然街に訪れたサーカス団員と間違われる等グダグダなエピソードを絡めながら若干名犠牲者を出しますが、なぜか凶行シーンはカット。

一方山小屋では住人のハンターを囲んで過去の人助けの話に盛り上がる異常な展開を見せます。
結局、死霊とこの集団が邂逅するのは、本編開始からなんと１時間をゆうに過ぎてからです。
その後の展開はまさに”奇妙な物語”状態。
自ら勝手に死んでいく（いった）者がいたり、この集団をまさしく草葉の陰から傍観する死霊のおっさんの行動など、とても理解できないシーンの連続です。
ラストなんて観てられない程の三文芝居--;
当然観るべきグロシーンも有りませんでした。

一体何をしたかったのか観終わっても理解できず、開いた口が塞がらない、まさにそんな状態。
特にハンターは何がしたかったのかが最大の謎。

ちなみに”新”って邦題についてますが、前作など有ったとは思えない代物です。
オリジナルビデオかTV用ムービーかもしれません。
本当に時間を返して欲しいです--;

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