Naoya

ワイルド・ボーイのNaoyaのレビュー・感想・評価

ワイルド・ボーイ(1989年製作の映画)
2.3
ある田舎町のモーテルで夫婦が殺害され、車を奪われてしまう。車を奪った、町を仕切る男の手下は、ボスの元へ届けるが、車には赤ん坊が乗っていた。犯罪者に育てられた子の人生を描いた物語。ソニー・ボーイと名付けられた赤ん坊の劇的な人生の数々、犯罪者の親の行動の数々が異質な雰囲気が出てます。自分の子として、時にはペットのように、時には手下のように、家族側の異質さが妙に魅力的で、それに染まるソニー・ボーイへの印象も深くなるが、同時に彼自身の意思もしっかり感じる物語になってます。家族側のスルー役を巨漢ポール・L・スミス、その忠実な子分役をブラッド・ドゥーリフ、そしてスルーの〝妻〟パール役をデヴィッド・キャラダインが演じているが、個性が強くアクが強い独特のキャラクターは奇妙。
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