面白い!!
ヘンリー8世は、政治手腕などの歴史的価値うんぬんより、結婚遍歴のほうが楽しい(他人事だから言えることだけど)。歴代の妻は6人ともそれぞれの個性があり、本作はその結婚歴に的を絞って描かれていた。
テンポが良く、赤裸々に史実そのまま、コメディ要素も加えながら、ユーモラスにヘンリー8世の私生活を追う。ロートンの人間味溢れる名演もあって、実に楽しい!!
4番目は私生活でも奥さんのエルザランチェスター。ほとんど夫婦漫才。
あっという間に時間が過ぎた😁
※
ヘンリー8世は、ここ最近はドラマ化もされているが、イケメンがやりがち。チャールズロードンは、肖像画から抜け出したヘンリー8世そのままで、チャーミングという言葉がぴったり。いつものふてぶてしさを少し封印していて、稀にイケメンに見える不思議。それほど魅力的だった。
1933年。ブラックコメディと言いたい。いやーあっけらかんとやってのけている感じ。まだ検閲が甘いときだったのかもしれない。