アレクサンダーペインの初期作。色々賞とってたりトマトメーター高いから前から見たかったんだけど、イメージと違ってごりごりのコメディだった。しかも結構尖ってる。
ネブラスカのハイスクールで繰り広げられる、生徒会長になることに病的に取り憑かれた優等生のリース・ウィザースプーンvs足の骨を折ったせいでアメフト選手としての将来が頓挫してしまった学校の人気者vs彼の問題児の妹、の3人が生徒会長の座を目指して三つ巴になる話。
主人公はリース・ウィザースプーンが生徒会長になるのを阻止しようと企むおじさん教師。
登場人物みんなが嫌な一面を持ってて誰も応援したく無くなるのが面白い。特にリース・ウィザースプーンのめちゃウザキャラの演技はかなり笑えた。
ネブラスカというアメリカ屈指のど田舎の狭い世界で行われるスケールの小さい出来事なのに、みんな自分の欲望とか執念をぶつけ合ってるのも面白い。本人たちはいたって真面目なのにはたから見ると面白い的な。
