(20110912)
9/8深夜に日本テレビで放送。番組前半にスタジオジブリのＳ氏が高畑・宮崎両氏が当時現地でこの作品を観て、俺たちは何をやっているんだというような感想を持ったという話をしていましたが、その舌の乾かぬうちに番組の前後にマスプロダクション映画の宣伝満載、本編のHD画面の余り左右には某美術館で開催されているフレデリック・バック展の宣伝が延々と表示されているという、お前ら結局ビジネスでやってんじゃねえかという感想が真っ先に出る作り。深夜の非娯楽番組ならそれなりにちゃんと出来るはずだろうに。
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作品については、バージニア・リー・バートンの｢ちいさいおうち｣を髣髴とさせる世代を超えて受け継がれる人の思い的なテーマ。絵本のフィールドで類似性を探るというのは作品テーマ的にも映像スタイル的にも適切かもしれません。音楽はカナダのフランス語文化圏のケルト音楽を思わせるもので、作者の出自を考えると興味深い関係ではありますね。
