場所はルイジアナの湿地帯。州兵の演習。最初からみんなバラバラ。個人主義すぎて規律も統率もあったもんじゃない。
で、案の定調子こいてたら原住民密猟者の怒りを買い、襲撃されて笑えない事態に。出口の見えないスワンプを迷走し一人また一人と消されていく。人間関係はさらにぶっ壊れ、気が触れる者も出てくる。
そして後半、集落に着いてからのケイジャン音楽鳴りっぱなしの演出がバッドトリップに拍車をかける。音楽ライ・クーダーだったのか。そりゃ耳に残るはずだわ。
梅雨時に観たせいか観てるこっちもじっとり感に見舞われるような気分に。強い酒で悪酔いしながら観たい作品。
