赤門から始まる。鶴岡修は東大生役が似合う。頭良さそうに見せかけて脳みそ金玉な男が隙あらば女とやりまくる、ハーレム系ロマンあふれるポルノ。女とはやりまくるのにまるで人生にやる気がなく、あくびばっかして無為にほげほげ過ごしてる男。真剣な面持ちで紙粘土こねて3P組み立ててるのとかアホすぎて草。淡々と女とやり続けるぐだぐだな前半から、宮下順子がキュッと場を締めたと思ったら高橋明が圧倒的な大人の男感で全部持ってっちゃって鮮やか。主人公がどんだけ考えの浅い、本物の愛を知らないがきんちょか、まざまざと思い知らされる。雪の中のSLが素敵。
