みおこし

銀色の月明かりの下でのみおこしのレビュー・感想・評価

銀色の月明かりの下で(1953年製作の映画)
3.6
『ムーンライト・ベイ』の続編。主演のドリス・デイやゴードン・マクレー始め、前作のキャストがみんな帰ってきた!!

兵役に出ていたマージョリーの婚約者であるウィリアムが故郷に帰ってくる。二人にとって待ちくたびれた結婚式。喜び勇んで式の準備を始める二人だったが...。

前作よりもミュージカルシーンが増えたのは気のせい?1953年といえばドリスがまさに人気絶頂の頃。そんな頃の彼女の歌声をたっぷり堪能できて嬉しかったです。ゴードン・マクレーも前作より歌声の甘さがレベルアップしている気がしたのは私だけ...?(笑)

相変わらず弟のウェスリーは腹の立つ子供なんですが(笑)今回は感謝祭用の七面鳥に愛着を抱いてしまい、そこで起こる騒動が中心なので、あながち彼の思いは拒否できず...。「いいやつだな!」と素直に思えたので前作よりも好感が持てました(笑)。

のほほんとしたあの空気感、家族の暖かいやりとり、本当にいかにも日本人もイメージしやすい古き良き時代のアメリカの家庭という感じで癒されるシリーズです。ラストの変装のくだりも微笑ましくて大好き。
大きな展開はないのですが、単にほっこりするレトロな映画をお求めの方にはうってつけ!
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