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彼女と僕のいた場所のyunのレビュー・感想・評価

彼女と僕のいた場所(1995年製作の映画)
3.5
マリッジストーリーより好き
見終わった後に
「あぁあんな風に2人は出会って、恋人になったのか」「きっとここで彼女は大人になって、現実を見て、その道を選んだんだなー」「くすぶってた大学4年、一回くらい、と彼は最後に勇気を出したのに...」と、ストーリーを改めて思い返すと面白い。

ずっと学生でいたい人と、早く社会人になりたい人がいる。自分は後者だったのでこの映画の登場人物と自分を重ねることはできなかった。それはもしかしたら、自分が学生時代に「社会人の方が自由だ」と信じられていたからかもしれない。自分の学生時代を振り返っても思うけど、大学のような場所では似た思想の友人が固まるので、ポジティブにもネガティブにも転びやすい気がする。

何かが起こるのを、誰かが起こしてくれるのを待っていても人生はそう変わらない。

バーテンの彼の話が好きだった。どんな道を選ぼうが、自分の人生だからね〜。
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