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北北西に進路を取れのhaizaraのレビュー・感想・評価

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)
4.0
『魅力的すぎたんだ、彼女が迷うほどに』

ニューヨークの広告マンが、ひょんなことからカプランという謎の男と勘違いされ、命懸けの逃避行が始まります

私、再見するまでずーっとジェームズ・ステュアートだと思ってたんですが、ケイリー・グラントだったんですね

60年も前の映画で、手を出しづらいかもしれませんが、結構ノリも軽い感じでサクサク楽しく観れるんです

ポテチでもつまみながら観たらいいです

飽きたら2、3日に分けて観たらいいです

迷子になりますけどね

それでも長い割に全編に渡ってあんまり深い意味ないんで大丈夫です

出てくる物も人もあんまり意味がない

タイトルすら意味あるのかな?これ

なんで大丈夫です、それ故の傑作だと思います

ノリでなんとなーく分かるし、「ちょっと名作見たでー、わいー」ぐらいの優越感は得られます

あまりに有名なラシュモア山でのクライマックスも今見ると結構な緊張感ありました

ケイリー・グラントがほんとに緊張感のないヘボい演技してたんで逆に笑えるくらいだった記憶があるんですが、まあまあヒヤヒヤしました

感性が成熟したり、実体験が蓄積されたり、映画はやはり人生を通してある程度の期間をおいて二度は観た方が新たな発見があって楽しいですね(^^)
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