OMC

北北西に進路を取れのOMCのレビュー・感想・評価

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)
3.8
広告代理店を経営する男がある人物と間違えられて事件に巻き込まれる話。
有名な作品ですが初見です。
最初からテンポが良い。主人公がどんどん巻き込まれていく様子はまるでコントを見ているよう。そして次から次へと事件が起きて、観客も何が起こっているのか分からず、ハラハラしながら感情移入して楽しめる。さらにこの映画には、コメディ、ラブロマンス、サスペンスと色んな要素が詰まっていて一粒で何度も楽しめる。
主人公とヒロインの駆け引きは、際どい会話にドキドキしました。美魔女的な魅力を振り撒くイブ(エヴァ・マリー・セイント)にすっかり心を持っていかれた。
そして一番の見どころはやっぱりジャケット写真にある、飛行機に追われるシーンだと思うけど、それだけじゃない。他にも見応えあるシーンはたくさんあった。
名作はいつまでも色褪せることがないと改めて思わされる作品でした。
OMC

OMC