イチロー51

竜馬を斬った男のイチロー51のレビュー・感想・評価

竜馬を斬った男(1987年製作の映画)
1.5
幕末、幕府に任え坂本竜馬を斬った幕士・佐々木只三郎の半生を描く。
主演、萩原健一。共演に根津甚八、藤谷美和子、島田陽子、中村れい子らを向かえる。

佐々木只三郎という人物を題材にしたのであれば、幕末の時代における佐々木の立場を明らかにした上で、坂本竜馬が何をしようとしていたのかを明確にして、その中で佐々木がなぜ竜馬を斬ろうと考えたのかと言う事を提示しなければならないはずだが、見事に何のシナリオも説明も無い。
それは、脚本が悪いのでしょう!
そういう意味では駄作中の駄作。

全く期待をしていなかった萩原健一の殺陣はレベルが高い。小手先ではなく腰で斬る感じの安定感と重心の低さは素晴らしい。