碧翠

ザ・ダイバーの碧翠のレビュー・感想・評価

ザ・ダイバー(2000年製作の映画)
3.8
いつもの事だけど邦題にセンスがない
映画を見ると原題の「Men of Honor(信義を重んじる人)」の方がしっくりくる

アフリカ系黒人として初めて「マスターダイバー」の称号を得たカール・ブラシアの半生を描く

黒人差別がまだ酷かった1940年代
貧しい小作人の家庭に産まれたカールは海軍に志願する

海軍では真夏でも黒人は火曜日にしか海で泳ぐことを許されなかった
カールは勇気を出して金曜日に海に飛び込む
白人兵が追いかけるも誰も彼に追いつく事ができなかった

除隊も覚悟していたが、その出来事が上官の目に止まり昇進し救難兵への転属を命じられる

カールは軍のダイバー訓練学校 初の黒人訓練兵となり様々な差別や困難に立ち向かってゆく

どんな困難にも立ち向かい
どんな環境でも挫けない
言うは産むがやすし
誰もができることじゃない
なんでも最初に成し遂げた人は偉大

ロバート・デニーロが
エグい差別をしてくるがちゃんと見るところは見てくれてる上官を好演

いい映画だった
碧翠

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