デンマーク軍兵士のイラクでの活動を撮影した作品。
前哨基地アルマジロに派遣された小隊を軸に、パトロールから激しい銃撃戦、現地民とのコンタクトなどが映し出されている。
以前鑑賞した「明けない闇の果て」よりも、閲覧注意要素は少なく、実際の戦場をライトユーザーも観られるような作りにはなっている。
ただし、ドキュメンタリーと言う割にはカメラワークや、カメラの台数がやたら多く感じ、途中でドキュメンタリーなのか分からなくなり調べ直したくらい少し違和感があった。
良かったことは、現地の兵士の心境の変化などが如実に伝わる点だと思う。
激しい銃撃戦を傷を負いながら生還した者達にしかない独特のテンションの高さであったり、一夜明けた後の冷静さなどは、現実味があり初めて目の当たりにする、いわゆる“コンバットハイ”でした。
