周りから孤立した主人公のジーサン。うるさくて偏屈なだけなのだが、次第に彼の優しさ、愛すべきところが引き出されていく。
この作品を観て以下のことを思った。
他人のちょっとした働きかけを受ける。
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これによって自分がちょっとした決心をする。
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その決心によって自分が変わる。
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自分の良さが発揮される。
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自分が変わると周りも変わる。
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周りが変わって自分への働きかけがある。
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こうして幸福への好循環が回って行く。
この好循環は隣人が引越して来たことから始まるが、実は妻によってかつてこの好循環がもたらされていたことを知る。
好循環に持って行けるか?悪循環に陥るか?これは自分の決心次第であり、そして家族、友人、隣人の有り難い存在に気づくことに始まるのかも知れない。
ダニエル・ブレイクに似ているが、こちらの作品の方を好む。