YukaSakamoto

幸せなひとりぼっちのYukaSakamotoのレビュー・感想・評価

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)
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頑固で気難しいおじいちゃんが、隣人との触れ合いを通じてだんだん心を開いていくっていうよくある設定なのだけど、もうすっごくすっごくよかった!!!涙ぼろぼろ。
スウェーデンの映画で、主演の俳優さんの演技がすばらしかったです。途中で語られるオーヴェの過去が言葉にできないほど悲惨なのだけど、その背景が今のオーヴェに繋がっているということがすごくわかるし、根が優しくて生粋の真面目で、父親と同じようにお人好しだから、ところどころ垣間見える「優しいおじいちゃん」感がたまらなく愛おしかったし、それをごくごく自然に(演技ということを忘れるほど)演じているのが本当にすごいと思った。
そして愛すべき隣人たち。と、猫。みんないいやつで、心があたたまる。

「正直が一番、でも正直になるには後押しが必要」「今を必死に生きるのよ」心に残る台詞もたくさんありました。

原題の"En man som heter Ove(オーヴェという男)"がしっくりくる〜〜
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