腕

血の祝祭日の腕のレビュー・感想・評価

血の祝祭日(1963年製作の映画)
3.6
ハーシェルゴードンルイスによる世界初のスプラッタ映画

エジプト女神を崇拝する殺人鬼料理人が女神復活の儀式の為に人を殺しまくるお話。
とにかく作りがちゃちい。
映画としての鉄則ガン無視した照明具合、カメラワーク、演技力の低さが目に付く。

しかし評価出来る点もたくさんあって、63年に世界初のスプラッタ作品を発表。さらにカラー作品。これは素直にすごい事だと思う。
5年後の68年に発表されたナイトオブザリビングデッドを考えたらかなり良くできてる。
「お金がないならお金がないレベルの物を!」精神が伝わってくる。

眉をしかめる程、真っ赤っかな血のりだとか、リアルな内蔵だとか、初見だとかなり脳裏に焼きつくシーンが多くてインパクトがすごい。


知れば知るほどクセになる監督をまた知ってしまった。つらい
腕