くじら

拘禁 囚われし宿命の女のくじらのネタバレレビュー・内容・結末

拘禁 囚われし宿命の女(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

 字幕版で視聴。恋愛の描き方がスペインぽく情熱的だった。悲恋です。
⚠️セックス描写

あらすじ
 レンズの設計図を盗み出したい女商人の差金で、経営者の父は殺されその秘密を知っている感覚過敏?の娘から情報を聞き出すため、そのお屋敷で働いていた元使用人が娘の婚約者になりすまして聞き出そうとする。
 しかし元使用人はもともと星を見る娘に少し惹かれていて、娘の指のサイズを測ったり星の明かりを投影するような機会を持ってきたり、2人はだんだん近づいていく。ある嵐の夜怯える娘を元使用人は慰めるように抱き、情熱的な一夜を過ごす。
 元使用人は嫌々ながら娘が拷問されないようにレンズの秘密を聞き出す。
 翌朝本物の婚約者と会う娘。熱い夜を忘れられない娘は婚約者に抱いてもらおうとするももちろん違う。婚約者は誰かの存在に気付き、娘の危険を知らせて捕まってる元使用人のもとへ行く。レンズの設計図を知った女商人の元へ行く婚約者に女商人は会社を売れば何も心配はいらないと言われ、従う。
 しかし教会から婚約者と娘が出てくるところに会おうとやってきた元使用人は再会した瞬間に始末され、娘は群衆に突き飛ばされたのか瀕死に。最後は2人が再会できて死ぬ。

感想
 恋愛描写がとてもロマンチックでよかった。婚約者の方が自分本位なセックスをするクソ野郎なことも描写しててそんなに可哀想にも感じなかった。
 娘が感覚過敏?で音や視界がぐるぐるすることに苦しんでいたため、部屋も始終真っ暗で映画の雰囲気を出していた。またこの感覚があるからこそ触覚しか信じられなくてセックスが大事な決め手になっていたのかなと思った。
くじら

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