このレビューはネタバレを含みます
第二次大戦を描いた映画を見る一環で見た。ドイツ語以外は全て英語、見知った英俳優も。以前に「ナチス第3の男」でハイドリヒを描いた映画を見ていたので、暗殺したチェコ人側から見るのは興味深かった。
あらすじ
ドイツに占領されたチェコで反抗する組織。しかしナチスによってその数は減らされていた。そんな中でイギリスから2人のチェコスロバキアの兵士がやってくる。2人の任務はハイドリヒの暗殺だった。
ハイドリヒの暗殺はなんとか成功したが、仲間の裏切りと協力者が拷問にかけられ居場所がバレてしまい、彼らを含む7人が教会に立て篭もり銃撃戦後に死亡。
ハイドリヒは対戦中に暗殺されたナチスの中で最高位についていた。また、ハイドリヒの暗殺の報復としてチェコ人5000人が殺されたという。
感想
時折挟まれるチェコの美しい絵葉書みたいな情景が印象的だった。
ポーランドの蜂起を描いた作品でも思ったが、イギリスから飛行機でパラシュートで降下するんだなと思った。確かイギリスで訓練を受けるそうだけど、あまり詳しく知らないので勉強したい。
ヤンもヨゼフも協力者の女性に恋をして、ヨゼフは恋人を失ってしまった。協力したり匿った人々は自死を選んだ人もいた。
ナチス第3の男の最後の方で描かれていた教会での立て篭もりと重なる描写だったが、こちらの作品の方がより臨場感を感じた。