ロマンス、ホラーが軽めのいいバランスで楽しめた。

サーカス団の呪術師より狼人間になる呪いをかけられた男は、町から町へ旅を続け、やがて教会のある町に辿りつく。
そして教会の建替を考えていた神父に雇われ、自宅を宿として提供してもらえる事に。
神父の娘とも恋が芽生え、町民とも打ち解けあい、トントン拍子だったが、実は満月が来る前に教会を去ろうと考えていた。
しかし男を見せ物として生け取りにしようと画策するサーカス団の目論見で、男の秘密は町民に暴かれてしまう…

カレンダーにもしっかり満月の日をマークしたのにうっかり忘れて変身しちゃう狼男。
狼登場シーンはかなり遅めだけど、出てきてからはかなり変身シーンの頻度あり。
ビジュアルは完璧に狼の足で頭はもろ獣人マスク。
呪術師はクセ強そうな人間の姿から、終盤にはつるっぱげの青肌悪魔へと変貌。もともと伯爵みたいなフリルブラウス着てるからちょっと魔王っぽいいでたちだ。
この移動サーカスの売り物は見せ物小屋。
ここにいる心の優しいワニ男と男は心を通わせるんだけど、このワニ男のストーリーは物悲しかったな。
いっときは自分も見せ物として生きようとする狼男だったが、心を奮い立たせ戦うことを決意する。



ラストネタバレはコメ欄へ

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