29球Agent

サブ・ゼロの29球Agentのレビュー・感想・評価

サブ・ゼロ(2005年製作の映画)
2.5
エイリアンとの地球の存亡を掛けたSFバトルと勘違いして借りてしまったんですが、C級登山映画でした。
ジャケ写で全く異なるジャンルを想像してしまったのか、イントロでSFパニックアクションと言う表現を鵜呑みにしてしまったからか、勘違いした原因は既に定かでは無いんですが、エイリアン系を期待しながら観たらそりゃこの作品は面白くはないですよねぇ。

まさに”ルービックキューブ”を回収するため”K2”の難関ルートを吹雪舞う中登山するお話なんですが、雪山の過酷さが微塵も感じられないし、また制限時間内に”キューブ”を回収しないと軍事衛星の攻撃により地球が滅亡するかもしれないと言う緊迫感も一切感じさせない辺りはC級ど真ん中作品の面目躍如と言ったところですねw

回収チームが登頂途中で1人、また1人と命を落としたりするお約束や、いちいち”残り●●時間”なんてテロップを入れたり”煽って”くれるのは嬉しい限りなんですが、あまりの緊張感の無い演技に煽りは全て空振り。
大体、回収チームのメンバーが命を落とす原因が雪山の”雪崩”や”ブリザード”等では無く人為的な要因にしたのは予算の都合上からなんでしょうか?
ここを手抜きされると超難関前人未到ルートを登頂していると言うスリル感が湧いてきませんし、一体全体何のための舞台設定だったのか意味が分かりません。
雪山の猛威を描かずして観客に緊迫感を与えられる筈がございませんよねぇ。

と、まぁ粗が非常に目立つ作品ですが、粗を突っ込んで遊ばれる方なら文句無く楽しめるレベルですよん。
私はラスト近くの危難回避を観た途端「んな訳あるかいっっ!爆弾仕掛ける時間がどこにあんねんっっ!んな重い荷物持って登山出来るかいっっ!」・・・本編最大の突っ込みどころに容赦無く突っ込み遊び出来て満足でした。
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